フォッサマグナ・フォッサマグナム

木曜日 授業で東京駅改修、三菱一号館復元を見学。
両方とも工法はおもしろかったが、自分が設計したいかといったら微妙だというのが正直な感想。建築の可能性を現代へ拡張しているかどうかといったらコストのわりに一般性、応用可能性が相当低い。でも、やればここまで出来るというくらい完成度は相当高いし熱意は感じられた。
武蔵小山焼肉飲み、銭湯へ行こうとするが事務所から呼び出し。阿部仁史さん登場。笑。ロスで5月にやった展覧会やこれからについて打ち合わせ。すごく丁寧で論理的に話していた。熱い。

金曜日 プロジェクトの打ち上げ(?)で朝まで飲む。始発まで時間があったので2年生をエスキスして時間をつぶす。塚本研のサイトを数年ぶりに更新してみる。

土曜日 西洋美術館のコルビュジェ展やら都美術館やら科学館やら行く。
それぞれをコンテントスペースの世代として理解できる。ようするに左からどんどん建築空間のイメージが無くなっていく。それでも科学館の中におもろいブース発見。床に進化の樹形図が広がっていて円形の大きなブース一面に生物やらがパッケージされている。クラゲとか綺麗すぎる。あと“霧箱”という宇宙線を可視化する装置がデラかっこよい。横に張ってあったカミオカンデの写真もテラカッコヨかった。科学者の哲学というかそもそも理論がそのまま形になっているから空間に熱意を感じる熱い。カミオカンデは勿論だけどLHCとか行ってみたい。

夜、高校時のイギリス留学の仲間と数年ぶりに飲む。
みんな社会人で、学生は二人だけ笑(ワタクシとアツラオ)。
当時は電波少年さながらのしょうもないことを実践。

日曜日 自分の仕事を済ませ。夜から、先輩達のプロジェクトを手伝う。青焼き15時間ぶっつづけで300枚くらい印刷して月曜日午後2時50分まで笑。そのまま授業で死ぬ。某企業の社長の講義で、IDEOの戦略とかを引用していてちょっとテンションあがるが瞳を空かない。でも説明の最後が2:8の法則で終わってちょと疑問視。ロングテールとかまでつなげてむしろその先まで話すべきとかウトウト考える。家に帰ってカバンおいて服脱ぎ途中でベッドで倒れて寝る。そして目覚めて今に至る爆。

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小学校二年のときにリングで観たのをyoutubeで回想しています。
何が凄いって組織のtopであると同時に最後までplayerだったということ。
表現をする人にとって胸に突き刺さる事実だと思います。
御冥福をお祈りします。

最近やりたいことを一旦停止して、ぐっとこらえて建築修行しています。
またそろそろ始動します。
毎年5月とか6月ってフラストレーションたまりまくって7月から始動するんですね。
五月病ということか。
g86を始めた時も、そうだった気がする。

人生一回と思うとアクセルになる。

東工大卒業設計展2009開催!

2009年7月2日から7月18日に東工大百年記念館にて卒業設計の展覧会を行います。
合わせて東工大OBOGへのインタビューや僕たちのそれぞれの作品を通したテキストを掲載したフリーペーパーを発行します。
また7月4日(土)16:00から同会場にてレクチャーイベントとゲストを招いてディスカッションを行います。
是非ご来場ください。

詳細:
会期=2009.7.2 [THU] - 7.18 [SAT]
開催時間=10:00-19:00 ( 7.14 は 17:00 まで )
休 館 日=7.5・7.12/入場無料
会 場=東京工業大学 百年記念館 1F 展示ホール
大岡山駅徒歩1 分
主催=東京工業大学 建築学科・建築学専攻
後援=TIT 建築設計教育研究会・東京工業大学 百年記念館
問合せ=卒業設計展実行委員会 代表 鎌谷潤

FREE PAPER
interview to >>
坂本一成 .金箱温春.高橋晶子.
大成優子. 吉村英孝 . 藤村龍至 (敬称略)

Lecture & discussion
日程=2009.7.4 [SAT]
開催時間=16:00-19:00
会場=東京工業大学 百年記念館 1F 展示ホール
ゲスト=フリーペーパーのインタビュイーの方々を予定しております。

幾何学のパフォーマンス


カラビヤオ空間とかにハマる最近。通学時に宇宙物理系の本に没頭する。宇宙に興味あるのはもちろんだが、建築における幾何学のパフォーマンスを考える上で宇宙物理学は最も純粋な参考資料なのではと思う。

dot architects

dot architectsの展示へ

模型がハイパワーでかっこよくテンションあがる。
dot architectsの学生を巻き込んだ作品(写真の模型)の方法論には
限定合理とは違った合理性があるから、その空間は雑然としていて、そのおかげでずっと居れそうだし気持ちよさそうだった。これが賃貸ならゲーリーみたいに窓が欲しくてノコギリで壁をぶちやぶっても大家さんは怒らないだろう。
僕が小さい頃慣れ親しんだ下町や町工場の風景に登場するエレメントで構成されてる。
“部分”の合理の連続がmicromegasを思い出す。

今回提示された方法論でどの“規模”まで作れるだろうか。
超高層は作れるだろうか。

夢と現実の入れ子構造

オオルタイチのライブに参戦。
生で爆音浴びて能力回復

boredomsだけあってドラムの千住宗臣のハイパワーなドラミングはライブ慣れしていて“歌う”ところとそうじゃないところのコントラストがよかったです。そうじゃないところの外し方は歌うところの“照れ隠し”のようで、“人の良さ”と受け取りました。
石橋英子は相当テクい。よく聞いていたNATSUMENの元メンバーのようでNATSUMEN聞きなおします。
オオルタイチは普通にいい歌歌ってました。
渡辺琢磨,中原昌也七尾旅人のノイズ(音)の掛け合いに鳥肌立つ。

原宿にできた新しいイベントスペースvacantもしつらえなんか無い超ざっくりした空間が広くて大きくて新鮮。

そして自分も音出したい欲求に駆られて我慢できず渋谷のKEYMUSICでギターを弾く爆。

ライブしたい。

最近自分自身の音環境が乏しいなぁと思い2万くらいで新しいヘッドホン購入。
実は同じの3個目爆。
聞きながら寝るから朝起きると見事に折れてるということが今まで2回。
大事にします。

コンサトシの処女作perfect blueを観る。
インタビューでコンサトシが「夢と現実の入れ子構造」と言っていてグッと来る。
いわゆるメタフィクションです。

今kjと作ってる新しい作品にも夢と現実の入れ子構造を発見し、なんとなく視界が開ける。

リサーチや実験に彩りを与えるような建築的思考を模索