commercial void between meta/physical

都内によく見かけるvoidを含み込んだ、もしくは分棟形式の商業施設。
空間は似ていてもその空間の生産背景が大きく異なる場合もある。
建築家の作品は、時代背景から抽出した建築的コンセプトやフィジカルなコンテクストを引き受けたコンセプトが多い。
ディベロッパーの建築は、メタな経済論理が根拠として建てられたものが多い。
最近では経済論理を建築的アイデアパラフレーズしたものもあって具体的な“効果”を予感させる。
建築家による建築作品とディベロッパー主導の開発を“void”という言語を通すことで同一次元で観察することが出来るのではないか。







このようにたくさんのサンプルを眺めた後にvoid空間を実際に歩いてみると
metaとphysicalのtopologicalな接続をある程度“読める”ようになる。
それはもしかしたら“誤読”かもしれないが、そういった意匠発の想像力が
つまらない商業施設を変えて行く可能性の一つかもしれない。